日時  令和元年9月24日(火)19:00~21:00
会場  育徳園保育所
司会  吉田(育)   書記 嶋津(愛)
出席  倉光(育) 小谷(愛) 吉田(育) 隅谷(育) 蕨川(わ)
    名城(や) 谷川(平) 竹内(長) 楠(望) 佐伯(望)
    辻野(育) 角中(や) 岡村(平) 嶋津(愛)


1.児童部会 報告

・9月22日(日)長居ユースホステルにて開催する。
テーマ「子どもが生きやすい地域社会をつくるために」~子どもの権利条約を「知る・わかる・使える」~

・39名の参加があった。(その他、当日に参加が増える。)

・講師の北野真由美さんのお話が解り易く好評であった。グループディスカッションでは現場に繋げることができる話ができたが、子どもの権利条約としては一日研修では物足りなさもあったのではないか。

・グループディスカッション後の発表者に負担がかかってしまった。(経験年数の浅い職員が多かった。)

・時期はこの時期の開催が良い。部屋が狭かった。(グループディスカッションがやりづらかった。)

・長居保育園での懇親会に感謝であった。
・来年度の開催は東京(軽井沢)を希望しているが実質的には難しい。

・成果、課題として「子どもの権利条約を具現化していくきっかけとなった。」「アンケートの活用をこれからどうしていくか」が挙がる。


2.中学生以上キャンプ 報告

・9月14日(土)、15日(日)セツルの家にて行う。(参加費用1,500円 交通費は別。)4施設29名の参加があった。

・一日目は、青木豊明さん(びわこ成蹊スポーツ大学名誉教授)より新エネルギー、未来のエネルギーについてお話をしていただく。発電機をみせてもらったり、様々な発電についての話を聴き関心を持つ姿があった。

・二日目は「デザイナーベイビー」「AIについて」「プラごみ」について話し合った。興味を持ち参加する姿が多かった。

・費用が余ったので一人500円の返金を予定している。


3.セツルの家 事業報告

・台風の影響でメリーガーデン保育園が中止になったがその他は予定通りの泊数であった。

・9月の利用も埋まっており、職員利用も含めると利用は増えている。

・今年度は飛び込み台、クーラー、洗濯機、冷蔵庫など大きな出費があったが、一般の会計は予算内で賄うことができている。

・台風による被害はなかった。

・クーラーを設置したことにより暑さ対策として保護者の安心感を得ることもできたかと思われる。


4.自然体験施設応援バザー 計画について

・使用する場所は長居保育園の園舎のみ(敷地)で予定している。(候補に挙がったJR線高架下広場、及び会館は当日にお葬式が入ると使用できないため。)

・寒さ、トイレ対策も万全に配慮している。

・物品コーナーも予定している。

・中高生(中学生以上)には、「かえっこバザール」、「無料遊びコーナー」等の担当をしてもらう。

・9月末までに各施設の出店予定ブースを長居保育園まで伝えるように。

・12月二週目以降にブース長会議を予定している。


5.2019年度全国地域福祉施設研修会について

日時 : 令和2年2月15日(土)~16日(日)
会場 : 日本福祉大学 東海キャンパス(太田川)
テーマ: 「学生セツルメントと再会しよう―文化と教育を接点として」

・案内、要項は11月に配布予定。
・宿舎は名古屋市内のホテルを予定。
・懇親会は学内の食堂で行う。(寿司屋台などが出店予定。)
・分科会は大学院生を中心に計画している。
・大阪からは辻野(育)が分科会に関わる予定。(発題、発表)

・課題として次回開催予定の大阪(2020年度)を見越してどのように計画していくかも必要になってくる。


6.各研究会 活動報告

【地域の子育て支援研究会】
・8月28日(水)に長居保育園にて研究会を行う。「排泄と食事について」
ハード面など施設により異なるので工夫の仕方などで参考になることがあった。

・次回、9月25日(水)には「着脱、午睡について」をテーマに予定している。(詳細は後日知らせる。)

【地域の障がい児者研究会】
・9月3日(火)に育徳園子どもの家にて研究会を行う。(9施設、11名の参加。)
・活動報告は随時、大地協ホームページに掲載している。
・研究会のメンバーは増えているが、固定メンバーは10名程度である。

・10月29日(火)に「支援者座談会」を開催予定である。(育徳園保育所 幸分ホールにて)

・テーマ「○○の姿から学んだ○○の力」で参加者それぞれに○に当てはまるテーマを持って来てもらいディスカッションを進めていく。

・2月4日(火)にセツルメント研究会とのコラボレーション研修会として「ペアレントトレーニング」をテーマに行う予定にしている。

【セツルメント研究会】
・9月17日(火)に育徳園子どもの家にて研修会を行う。
「平和をセツルメントの視点で考える」
 講師:永岡正己さん(日本福祉大学 名誉教授 前大地協会長)
・セツルメント運動の始まり、について貴重なお話を聴くことができた。10月に予定している全体研修にも繋がるお話であった。

・10月18日(金)に育徳園保育所、幸分ホールにて「地域の中で施設は何ができるか」をテーマに研修会を予定している。(大地協全体研修会として行う。)

・講師の岡本周佳さんには「戦後学生セツルメント運動史」について話していただく予定。

・4月より順延になっていたNPO法人大地協設立記念式典、及び第23回全国地域福祉施設研修会(東京)の報告会も予定している。

【職員厚生部】
・8月30日(金)に「特養いくとく」にて”夏を惜しむ会”を行う。28名の参加があった。いくとくの職員の参加も多く、協力に感謝である。


7.その他

「大地協、各研究会の活動が各施設の職員に伝わっていない。(企画委員会で留まっている。)
→発信の方法、工夫がもっと必要ではないか。上記の提議をもとにグループで話し合う。

[話し合われ、発表された意見。]
・大地協のことはハードルが高いと感じられている。
・大地協は「頭でっかち」「難しい言葉をよう使う」。
・報告書の中に写真を入れ、親しみを持ってもらう。
・以前行っていた「ボーリング」など遊びの要素を持った企画を行う。
・施設で回覧物を回しても見てもらえない。
・育徳園以外でも研修会をしてみては。
・施設見学、行事見学などを企画してみる。
・地域の子ども研究会の担当者が大地協の良さを職員に伝えていく。
・「大地協」という言葉自体が大きい壁になっていると感じる。「研究会」という名称が難しいことをやっているところと感じられている。
・地域の子育て支援研究会では工夫として会場施設を変えながら行っている。
・職員に来てもらう、関心を持ってもらう工夫が難しい。
・大地協に持っているイメージが敷居の高いものとされている。
・研修内容が難しいものであると思われている。言い方は悪いが、同じような内容の研修であっても案内に「私保連」とあれば参加するのではないか。
・アンケートをとってみる。職員の率直な意見を聴いてみる。例「大地協のイメージは?」
・忘年会の企画など参加しやすい内容にする。案として例えば、「スイーツ忘年会」など。面白いと思える要素も必要。(辻野、佐伯、角中を中心に企画する。)


次回、令和元年11月26日(火)19:00~ 育徳園保育所
司会 蕨川(わ) 書記 川畑(長)