地域福祉の諸問題2016 復刊第1号」をホームページに掲載しました。
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「はじめに」より一部抜粋

(前略)1963(昭和38)年4月に、当時緊急の課題であった学童保育の発展をめざして、学童保育推進委員会を設置して夏期学童保育計画を統一事業として実施し、その報告をまとめたのが最初の『地域福祉の諸問題』でした。(中略)このように機関誌の創刊は、当時の地域生活の叫びに応えようとしたものであり、それは地域の人々と共に働く大地協の役割を体現したものでもありました。(中略)大阪市コムニュティセンター研究協議会と改称したのち、1975(昭和50)年、地域の福祉問題を広く取り上げて、提言や年間活動のまとめとして再び刊行され、1986年度まで続いています。それから今日まで、大地協ニュースと各活動の報告書、そして40周年、50周年記念誌等を刊行してきましたが、今回、大地協改革委員会の議論の中で倉光愼二委員長の提言を経て『地域福祉の諸問題』を30年ぶりに復刊することとなりました。

・はじめのことば-大地協の発展をめざして-  /会長 永岡正己
・大地協改革とこれからの展望 /大地協改革委員会
・地域福祉施設職員アンケート調査報告書 /セツルメント研究会
・隣保事業に於ける保育所の役割~『大阪のセツツルメント』より再掲~ /三木達子
・セツルメントとは何か―原点、大地協の歩み、未来へ /永岡正己
・地域福祉の諸問題 復刊にあたって /大川明宏