日 時 平成30年1月23日(火) PM 7:00~9:30
場 所 育徳園保育所
参加者 永岡(個)、金(望)、竹内(長)、吉田(育)、森井(育)、西野(わ)、廣谷(い)、大川(個)、佐伯(望)、楠(望)、谷川(平)、嶋津(愛)、今川(愛)、松岡(北)、池野(愛)、小谷(愛)、中谷(池)、倉光(育)、小河(今)、角中(や)、辻野(育)、海老子(ひ)、名城(や)23名(敬称略、着席順)

議題① 全国研修の進捗状況について

西野(わ) 全国研修「STAFF Time Table」に基づき、全体の流れの確認と現状報告。

検討事項
*学生及び学生スタッフの懇親会参加費をどうするか
→ 事務局で検討して決定する。

*日地協で機関誌を作成する話しがでており、もし作る方向で話しが進めば、報告集に掲載する内容と内容をすり合わせる必要がある。
→ 研修終了後の日地協総会で決定する。
→ 日地協の総会は北大教室で行い、出席者も予め決定しておき準備を行う。

※(企画委員会では上記でしたが)キリ短では時間的にも限られているので「望之門保育園」の教会で実施するよう検討している。

 金(望) 懇親会の余興について
・李知承(リー・チスン)さんの弾き語りを交渉中。
・演奏15分+アンコール5分位で依頼。
・懇親会の中で、どのように演奏していただくのかは要検討。サロンについての報告。
・名称「出会い系サロン アベーノ」に仮決定?
・南大教室の隣の北大教室が充分な広さもあり、移動も便利なのでそこで行うことに決定。
・会員施設、各研究会、セツルの家の紹介ポスターをA0の大きさで掲示する。明日依頼文を事務局より一斉メールする。
→ 東地協、日地協加盟施設にも呼びかけてはどうかという意見が出されたので、依頼することに決定。
→ 社協は会員では無いので、今回は見送ることに。
 大川(個) 鼎談の進行について報告。
・簡潔に、でも浅くならないように、キーワードを絞り、話をしていただく予定。
今川(愛) 懇親会についての報告
・会場まで距離があるので移動方法を検討中
・2次会はMIOの甘太郎を予約済(30名程度)

議題② 自然体験施設応援バザーの計画について

海老子(ひ) ブース長会議で報告したとおり順調に進捗している。
寒波が予想されるので、十分に準備をしてきてください。
倉光(育) 北側ガレージに水場がないので、なんとかしてほしい。
→ ホースを引っ張るかなどで対応を検討する。

議題③ 各研究会報告、「地域福祉の諸問題 第2号について」

大川(個) 年度中に発行を目指し原稿を準備中。
・全体研修会の報告
・児童部会の報告
・倉光先生の原稿
・永岡会長の原稿
・過去の柴田先生、三木先生の過去の原稿
→全国研修会を目途にして、遅くとも年度内に必ず発行する。

議題④ 今後の大地協の在り方について

4グループに分かれ今後の大地協の在り方について自由に討議し、グループごとに発表しました。

廣谷(い) ・改革案に沿って進めていく必要がある。
・元々は、研究活動が主目的であったが、研修が主となり性格が変わってきた。
・協議会として、地域の福祉課題を研究し、行政に要望を出す等の活動も必要。
・地域の問題を把握し、課題を設定し、実践を行う。
・参加者で学び、考えていく会。
・保育中心の参加者が多いが、様々な分野の職種が参加するべき。
・加盟施設の職員に対して、仕事後に参加する大地協の研修をどのように位置づけて(業務・個人など)周知すればいいのか。研修に対して、業務命令での参加ではなく、自発的な参加を促せばいいのか。どのようにすれば広がるのか。
・自発的な参加は、学びの深まりや自分自身の広がりが違う。
・地域の問題を地域で解決する。
・セツルメントは、全てにつながる。多職種連携もセツルメント。
・セツルメント研究協議会から始まり、セツルメントとしてのあり方を共有してきた。60年代には学童保育が重要課題となり、その後高齢、障がいなど各部会の活動が行われるが、その活動が難しくなってきた。今日の課題や条件は何かを考えて目標を議論したい。
・社会情勢、背景とともにセツルメントの理解が難しくなり、「地域福祉」という言葉を使用した展開や議論は福祉系の分野であれば当たり前のように話に出るようになり、地域福祉施設協議会として、独自の研究や活動が見え難くなっている。
・中高生の居場所つくりなどの活動も必要。
・セツルメント型の地域福祉施設としての役割、活動を考えていく必要がある。
・制度の枠の中での業務にしばられて、社会福祉法人改革などで示されている地域に出ての活動を行うことが難しい。
・大阪市地域福祉施設協議会の目的と事業内容を明確にする。
・地域福祉の諸問題など、外部への活動内容発信を強化していく。
・人権や平和などの大きな事から、個別の業務に至るまでの活動の中にセツルメントの精神を中心とした先駆的な活動を行う。
・バザーなどでも、活動の中に楽しみがなければ参加、継続しない。
・普段の仕事の中で、セツルメントの理念を活かして行くことはできる。
辻野(育) 1.バザーについて

開始当初は「自然体験施設のため」という明確な目的があり、会員施設が持ち回りで回を重ねることによって、付随的に「会員相互の交流」「大地協の活動を知ってもらう、あるいは参加する機会」といった良い効果も見られるようになった。今後検討すべき課題として、①目的の再確認、②必要であれば方向性の転換、③せっかくの交流の機会を何に、どうつなげるのか、といったことが挙げられた。

2.大地協への参加の仕方について

1とも関連するが、昨年度まとめられた改革委員会からの提言にもあるように、研究活動や実践が主体のNPO法人である、という部分にどう参加してもらえるか、という話題が挙がった。基本的に時間外であったり、自主的な参加となるため、参加者自身の現場での課題や悩み等に結びついたり、良い刺激の場となることが大切になるのではないか、といった意見が出された。

また、保育に関連する研究活動が現状ではない(いきなりセツルメント、地域福祉といったテーマでは入りにくい)ので、大地協自体に参加してもらえる職員を増やすためには、何か取り組みを行っても良いのでは、という提案も出された。

今川(愛) 1、現在の各研究会の状況についての報告や打開策の提案(コラボレーションの実施など)

2、今福祉の現場に置いて共通している人材不足からくる新しい人の巻き込みが難しい。

3、大地協活動への参加が現場で働いている職員の負担になっていないか。

4、色んな問題や課題があるがその中で大地協が誇れる強みとは何だろうか、またそれをどう伝えていくのか。

(色んな経験年数の職員との交流ができる、自分の悩みを打ち明けられる、現場に刺激を与えてくれる等)

佐伯(望) ・有名無実の大地協加盟施設にどのように対応していくか。加盟責任を果たしていただくなどの意見も出る。
・大地協の地域福祉と区社協の地域福祉では捉え方に、教科で例えると英語と数学位の違いがある。
・大地協は今後も“地域福祉施設”を標榜した方向へ進んでいくと、大地協加盟施設も絞られてくるのではないか。
・大地協として情報の発信不足であったり、大地協の内部のみで満足していたりする部分があるのではないか。
・大地協の活動を外部に伝える手段として、大地協の諸問題や月報などを作成するとともに大地協自身が力を蓄え外部に発信していきたい。
・大地協の思想・理念を大地協メンバーがしっかりと理解し、それぞれが外部に発信することでいっそう外部に広がる可能性がある。
・現状、大地協は加盟施設が寄合で運営を行っている。NPO大地協として専属スタッフを置いて活動の基地・核を作りソーシャルワーカーが地域の諸問題を発見し多方面につなぐ役割を担うことができれば大地協の活動もさらに広がる。
・今は職員の働き方改革もあり、今の人たちは以前のようにボランティアとして休日、自分たちから参加しようとする向きが以前とは違う。今の人たちに大地協の良さ活動をどう伝えていくかが難しいところである。
・大地協の楽しさを伝えていく活動として1年間くらいの時間をかけて大地協の面白さを伝えていく研修、活動の実施。すなわち、地道な活動にも力を注ぐ必要がある。
・大地協施設間での職員(施設長や調理師も含めた)交換・交流の実施。これによって他施設の保育を知る経験、新しい環境での職員のリフレッシュにもなるのではないか。(現に1月末、わかくさ保育園保育士が望之門保育園実習にこられます)
・子どもも大人も一緒に楽しめた場所として中高生以上キャンプでの活動があげられた。様々な葛藤を抱える子どもたちをはじめ、個性的でユニークないい意味で変わった大人と一緒に自然体験活動、宿泊キャンプを通じて子どもも大人も話し合ったり、大人の話に耳を傾けたり、子どもが語ったり、そんな面白くて素敵な活動が大地協にはあった。今の子どもたちも、色々な葛藤を抱えながら話をしたい子どもたちはたくさんいるんだろうなと想像しながら活動の復活を望む。

議題⑤ 中高生キャンプの復活について

吉田(育) 様々な施設の中高生が募り 、大学生や大人と共に対話する中学生以上キャンプを以前は行っていた。今の中高生にもそのような大人と対等に色々なことの話をできる場が必要だと感じる。今後のセツルの家の通年利用も見据え、多施設での中高生キャンプを復活させたい。
→ 次年度夏に実施の方向で検討する。その実施にあたり施設利用料、保険代、食費、交通費が必要となるが、大地協で一部負担することはできないか。
→ どこまで大地協で負担し、どこまで本人負担とするかは今後検討する。